予測の難しい自然を相手に、長年の実績と豊富な経験をもとに考案した網を漁場に魚種に合わせて使い、最高水準のハイテク設備機器を駆使して今もなお、高い漁獲高を目指している。
左写真は、探索船(灯船)操舵室内 漁労計器の様子
豊富な経験・実績とデータを基に狙いを定めて漁場へ向かう。
IT武装された設備機器は、今までになかった機能を搭載しており、より多くの漁獲高を上げる事ができる。
魚のレーダー反応を瞬時に解析し漁労長の合図とともに網入れ開始!
漁師の醍醐味。
網を手操る海の男たちがもっとも心躍る瞬間だ。
見ろ、やったぞ今日も大漁だ!
「沖〆め」と呼ばれる運搬船上で〆め鮮魚にされる魚達は、いかに最高の状態で鮮度を保たせるか勝負。
獲れた魚を迅速に積み込むため、機動性とチームワークが重要となる。
活きた状態で運搬船へ積込む活魚は、いかに魚を傷付けずに魚槽に移すか技術と腕の見せ所だ。
最も神経を集中させる時だ。
漁艙は、海と同じ環境がベスト。
水温・酸素・魚の密度・水流が大きく関わる、魚にストレスを与えない魚の事を一番に考えた漁師の智恵と愛情だ。
漁場から港に戻る間、少しでも魚にストレスを与えないよう、わずかな光も魚艙へ差し込まないように、日差しをシャットアウト。
漁港(阿久根港・串木野港)外港に設置しているタカスイ所有の海上イケスまで運搬。
慎重に大切に、魚にまったく手を触れず、魚の習性を利用した手法で運搬船船側の舷門と海上イケスを直接つなぎ放流。
その後、品質管理のもと無給餌で蓄養される。
沖〆めされた魚は、どこよりも新鮮な状態で早く市場に並ぶ為に港で水揚げされる。
最強漁師たちは、漁獲高を上げる為に日々精進し、獲るだけではなく獲った魚の事を考える愛情熱い海の男たちです。
みんなの笑顔が見たいから今日も漁師は船を出す。
私達タカスイは、汚染のない恵まれた海域で漁獲した天然の魚をそのまま、お客様に安心・安全でお届けする為、食品安全方針を掲げ全従業員に食品安全の重要性を認識させ、知識の向上を図っております。
安心安全で新鮮な商品を陸送・空輸(低温輸送)にて全国の各消費市場へ出荷しています。
「恵比寿あじ」「恵比寿さば」は、タカスイグループの船団が九州南西海域で漁獲した天然「マアジ」「ゴマサバ」を活きたまま運び、大型海上イケスに移し数日間の無給餌 蓄養期間を経て出荷当日に社内規定のこだわり手法で〆められた「アジ」「サバ」のみに冠されております。
自社ブランドとしまして【金比羅丸の恵比寿あじ】【金比羅丸の恵比寿さば】を商標登録しております。
「恵比寿あじ」「恵比寿さば」は、海上・海業の神、商売繁盛の神として信仰されている恵比寿様にちなんで名付けられました。
召し上がった皆様が恵比須顔になり、福の神にあやかることを心より願っております。
あじ・さばには脳を活性化するDHAやコレステロール値を下げるEPA、血圧を安定させるタウリン、そして丈夫な骨をつくり気持ちを安定させるカルシウムなど豊富な栄養分がたくさん含まれております。
【活魚で出荷する場合】
網に入った魚が傷つかないよう細心の注意をはらい運搬船に海水と共に積み込みます。
港・イケスに持ち運ぶ際は、魚にストレスを与えないように配慮しています。
運搬船の魚艙から海上大型イケスへ魚を移した後、数日間畜養します。
そうすることで漁獲時に受けたストレスが緩和し魚全体に脂が行き渡り、旨みが増した状態に仕上げます。
畜養期間を経て出荷できるようになると、活魚運搬トラックへ海水と共に積込み出荷します。
【活〆め鮮魚で出荷する場合】
海上イケスから魚をすくう際には、魚が傷つかないよう少量ずつ行います。
また、魚を〆る際には、雑菌の混入を防ぐため、殺菌海水を使用しています。
活魚運搬船で活かしたまま自社が所有する海上大型イケスまで運ばれてきます。
イケスに移された魚たちは、漁獲時のストレスを解消させ数日間置くことによって魚全体に適度な脂と旨みが増した状態になります。
また、イケスに入っている期間中は、エサを与えず、自分のエネルギーを消費させ身を引き締め、臭みをなくします。
お客様においしく召し上がっていただけるように、魚を畜養する、このひと手間を重要に考えています。
まき網魚法で捕獲された魚は、活魚運搬船で生かしたまま自社が所有する海上大型イケスまで魚を傷つけないよう細心の注意を払い、運ばれてきます。
そこで数日間、畜養され目的に合わせて出荷されます。
また天候や漁獲量に左右されない安定供給を可能にし、全国へ向け短時間でお届けできる流通体制を実現しています。